<ぷち旅>
小田原 青色申告会 発行 青色NEWS WEB
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箱根エリア<塔ノ沢>
箱根ベゴニア園
  箱根湯本駅から無料の送迎バス、または登山鉄道で一駅。塔ノ沢にある箱根ベゴニア園に行ってきました。
  入口から賑やかな雰囲気。まず花を使ったオブジェに迎えられ、その先は園芸用品やお土産の店が並んでいます。じっくり見たい気持ちを抑えて、花を観賞するべく温室に向かいました。足を踏み入れると、今が秋だと忘れるほどの極彩色が広がっていました。ベゴニアは一部を除いて熱帯、亜熱帯の植物です。園内の照明や温度・湿度はベゴニアが一年中花を咲かせるよう管理されているそうです。ここ箱根ベゴニア園では約六百種・一万株ものベゴニアを見ることが出来ます。入口正面から通路の奥へと、ずらりと花が並んでいます。花弁が幾重も重なった丸い花は手のひらを開いた時ほどに大きく、それが数え切れないほど咲いていました。
  一本目の通路の奥には、明るく洒落たオープンテラスの様な雰囲気のカフェがあります。紅茶・ケーキから軽食まで、メニューも豊富です。またソフトクリームは園内食べ歩き可。目にも舌にも嬉しいですね。
  花の路を更に進むと、鮮やかな花のトンネルを発見。ハンギングベゴニアです。小さな花が集まった房が吊るされた鉢からしな垂れ、視界は鮮やかな花々で埋め尽くされます。離れて眺めるのとはまた違って、体全体で花を感じているような感覚です。ワクワクする気持ちが湧き上がり、胸が弾みました。
  園内には天使の像が立つ噴水から水が流れ、小さな川が通っています。その噴水の前に置かれた白いベンチで少し休憩。清々しい流水音を聞きながら、自然と深呼吸をしていました。園内にはこうして休憩できる椅子が多くありました。
  噴水の先には園内で最も長いベゴニアの道が続きます。見上げるほどの花段に並べられたベゴニアが、豪奢な美しさを競い合うかのように咲き誇っています。通路の奥にはベゴニアの花が水面に浮かぶ泉。色形様々なベゴニアがくるくると透明な水面を滑るように回っているのがとても幻想的です。こうして一箇所にまとめられると、同じベゴニアでも色と形で印象が違うことが良く分かります。しばらく立ち止まって、ただじっと花を眺めました。
  花の泉の奥にはショップ「花エブリ」。更に奥へ行き一旦温室の外に出ると、自動販売機等が置かれた休憩スペース、右の階段を上がって行くと、ロマンチックな押し花アートの作品が展示されている「花の夢美術館」があります。押し花体験コーナーではオリジナルグッズが作れます。
  花で溢れる極彩色の花園の素晴らしさに、すっかり時の経つのを忘れてしまいました。










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