<ぷち旅>
小田原 青色申告会 発行 青色NEWS WEB
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湯河原・真鶴エリア<真鶴>
真鶴の三ツ石
 鶴の形の真鶴半島。そのクチバシの先端を、カメラ片手にぷち旅してきました。
 真鶴の観光名所で最も有名な三ツ石に向かう為、今回は番場浦駐車場より「潮騒遊歩道」を通ることに。松などの緑が多く茂る石の階段を下っていきます。駅から乗ったバスの車窓には森が広がり、随分と山奥に来た気分でしたが、すぐに海岸へと到着しました。
 ごろごろと大きめの石が集まっていますが、遊歩道はしっかりと整備されています。爽やかな潮風と潮騒に気分は上々。道からちょっと身を乗り出して潮溜りを覗いてみると、まだ冷たい早春の海の中にも、ウミウシやヤドカリなどの生き物の姿を見ることが出来ました。海から突き出ているような大きな岩の上には、何人かの釣り人の姿。岬の突端に広がる豊かな森「御林」から豊富な栄養が溶け出している真鶴の海には、魚が多く集まってきます。釣り人にとっては絶好のポイントなのです。
 何度か森に入りながら遊歩道を進んでゆくと、突然足元が細かな砂になり、三ツ石も眼前という所までやってきました。海岸から三ツ石まで続く石の道は干潮の間だけしか現れないので、緑色の海苔がびっしりと張り付いています。残された干潮の時間はわずかで、これからは潮が満ちて行くので、今回は三ツ石まで行くのは諦めました。次はちゃんと干潮を狙って訪れたいものです。
 「潮騒遊歩道」には戻らず、ケープ真鶴への階段を登ります。途中でふりかえると、三ツ石の全貌が眺望でき、しばし見とれて足を止めました。森と海とをいっぺんに楽しめる、贅沢な絶景いっぱいの真鶴ぷち旅でした。☆以前、ぷち旅でご紹介した遠藤貝類博物館や中川美術館もすぐ近くにありますので、足をのばすのもおすすめです。










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