<連載読み物>
小田原 青色申告会 発行 青色NEWS WEB
青色NEWS WEB

2008年4月号〜2009年8月号
厳しい時代に役立つ名言集

 マーフィーの法則
 「起こる可能性のあることはいつか実際に起こる」







 

 あまりにも有名なマーフィー。でも彼は思想家でも研究者でもありません。それどころか、マーフィーの法則の著者でもありません。
 彼はアメリカ空軍の地方基地整備指導技師でした。
 仕事柄、失敗を生まない為の彼の口癖が
If it can happen,it will happen.
 「起こる可能性のある事は、いつか実際に起こる」であり、この言葉が現代にまで書き加えられ、語り継がれる事となった「マーフィーの法則」の原型なのです。
 マーフィーの本意は「だから注意して故障の起こり うる原因を全て排除せよ」 と言う警告なのです。
 この様に経験値から最悪の状態を予測し、起こりう る障害を未然に防ぐという慣習は、軍事戦略や労災予防をはじめ、失敗の許され ないプログラミング業界な ど、あらゆる危機管理事業に応用され、様々な表現方 法が加えられて全世界へ広 がり、今の形になりました。
 「洗車をすると雨が降る」 と言う法則があります。
 実際、洗車をする度に雨が降るのではありません。
 実際はそうならない事の方が多くても、心配した事 が現実化した場合、記憶に強く残るので、洗車をする度に雨に降られている様なイメージになるのですね。
 マーフィーの基本にある 「起こる可能性のある事」 とは、自分が予測できる事 と言う意味です。つまり自分の経験値から予測できる 事柄はいつか必ず起こると法則は伝えています。
  ならば、悪い方へ考えず、 あったら嬉しいことを予測する方が法則は楽しくなり ます。
  未来に怯えるよりも、未来に期待をかけましょう。
  次回からは、そんな夢を抱けるような法則、名言を紹介します。

●2009年4月号掲載


 マーフィーの法則
 「起こる可能性のあることはいつか実際に起こる」その2







 

 「起こる可能性のあること は、いつか実際に起こる」
  マーフィーの基本です。
 「洗車しはじめると雨が降 る。雨が降って欲しくて洗車する場合を除いて」
 「作業場で道具を落とすと、 もっとも手が届きにくい隅っこに転がり込む」
 「タバコの煙は、タバコを吸わない人の方向へ行く」
 「挨拶をトチリそうだと思っている人は本当にトチる」
  誰もが一度は同じような実体験がありそうな法則が次から次へ生まれています。
  ポイントは「起こる可能性のあることが絶対に起こ る」のでは無くて「いつか起こる」という点です。
  例を取れば、作業場で落とした道具がすぐに取れる場所にあれば、何も気にかけずすぐに取り、次の作業に入ります。落としたことすら忘れます。
  ところが、手が届かない場所に落ちると、その面倒臭さに比例して記憶に残ります。
  予測できる嫌な事は、冷静に考えれば、ほぼ予測通 りの頻度で起こります。が、起こったときは不快感で冷静になれないので「またか!」と落ち込みます。
  マーフィーは、そう言う嫌な思いをしないように、予測できる失敗を生む要素 を予防する習慣を付けるようにとの反面教師の意味でこの法則を作りました。
 「あわてて入ったトイレで、用を済ませた後トイレットペーパーが無い事に気付く」
  あるある。って多くの人 が思うマーフィーの法則は、皆さんの生活の中にも多く存在していると思います。
  そんな貴方のオリジナルマーフィーの法則に気がついたら書き留めておいてみましょう。それを未然に防 ぐ法則に気づけるはずです。

●2009年5月号掲載



 マーフィーの法則
 「起こる可能性のあることはいつか実際に起こる」その3







 

 あなたに部下が居るとし ます。どこか抜けている頼りない部下です。
 その部下の人にはこんな 法則が当てはまります。
 「何か失敗に至る方法があれば、あいつはそれをやっちまう」
  頼りのない部下とは、頼 りがないと烙印を押される 過去の経験があります。そ して今も頼りなく、何らか の失敗を起こす可能性に満 ちています。
 部下に命令をすると同時 に、あなたは最悪の場合を想像します。
 部下の才能だと、あそこで失敗するかも知れない。 ここで失敗する可能性がある。と、なかなか安心でき ません。
 何故ならあなたは、彼に命じた行動を熟知し、且つ、彼の才能を誰よりも知る優れた上司だからです。
 何も失敗なく命令が遂行されれば、次の課題に進みますから、心配した事すら 忘れてしまいますが、心配 が的中した場合、その失敗 はまるで「必ず生じる法則」 のように、記憶に強く残ります。
 マーフィーの法則は、失敗が起こらないようにする為の法則です。なので、起こる可能性が1%でもあれば、予防処置をする対象として失敗を未然に防ぎます。
 その法則が当たってしま うのは、本来回避すべき行為であるのに、何の回避もせずに遂行してしまった事 が原因となります。
 その原因は部下ではなく、予測されつつも何の予防もせず実行指揮を執る上司にあります。
 自分の指揮下での同類の法則を紹介します。
 「作業の手順が複数個あって、その内破局に至るものがあるなら、誰かがそれを実行する」
 この場合上司として、その破局に至る原因を追及修正し、失敗が生じる危険性を「完全に排除」します。
 それが指揮官たる者の責任であり、指揮官の正しい評価に繋がるのです。
 部下の失敗を100%部下の責任として押しつけるのは愚かな上司の見本です。
 賢い上司とは、あらゆる災難・困難を未然に防ぐ事が出来る人です。

●2009年6月号掲載



 マーフィーの法則
 「起こる可能性のあることはいつか実際に起こる」その4







 

 起こる可能性のある嫌な事がタイミングよく起こるのがマーフィーの法則です。
  そうです。マーフィーの法則は誰にも当てはまり誰もが経験している法則なのです。例えば…、
 「あいつに対する警戒を解いた初日に、やられた」
 「晴れてカスミのない日に富士山の写真を撮ろうと思い、毎日カメラを持ち歩いていたが、またま持っていなかった日に限って、最高の富士山が見えた」
 「彼女とデートをする休日に限って雨が降る」
 「彼は、そうは成って欲しくない方向へ成長する」
  失敗を連ねて失敗をしないようにさせるのが狙いですが、同意は得られる面白い法則だとしても、非常にネガティブな内容です。
  逆の発想を試みましょう。
 「あいつに対する警戒を解かないから、あいつは何も手出しが出来ない」
 「例え雨の日でも欠かさずにカメラを持っていたから、最高の富士山を撮影する事 が出来た」
 「彼女とデートをする時が例え雨でも最高の思い出が作れるように準備していたから、天候による悪い思い出などは無い」
 「彼に対して『そうなって欲しくない方向』を想像せず、常に『こうなって欲しい方向』を想い願い続けたら、彼はそう育ってくれている」
  マーフィーの法則が微熱のような話題には成るけど、強烈な流行を引き起こさない原因が 「ネガティブ」な物言いだからです。
  人に指示をするのには二つの言い方があります。
  努力した先の素晴らしさを理解させて、褒めながら努力させるポジティブ派と、努力しない結果の恐ろしさで脅かしながら物事を強制するネガティブ派です。
  後者は言葉の暴力であり、前者は魅力的な導きです。
  マーティーの法則は面白いのですが、話題としてもてはやされても実践に応用されないのは、ネガティブさで人を動かすのが難しいからに他なりません。
  ああ、あるある。と言いながら、アハ体験(脳への良い刺激)としてマーフィーを楽しむがお勧めです。

●2009年7月号掲載



 アメリカインディアンの教え
 「忘れられた忘れざるべき人間の教え」
  作/ドロシー・ロー・ノルト」







 

 一昔前に話題になった子育て術。
  自分に何かの「気付き」を促す意味でも、もう一度おさらいしてみましょう。

「批判を受けて育った子は、常に誰かを非難します」
争いの元になります。

「敵意の中で育った子は、ケンカっ早くなります」
「からかわれながら育った子は、恥ずかしがり屋になります」
「倫理を教えられず非難されながら育った子は、いつも悪いことをしているような気持ちで居ます」
これは、大変悲しい事です。

「辛抱強い大人の中で育った子は、がまん強くなります」
親は鏡ですね。

「人としての誇りを学びながら育った子は、正しい自信を持ちます」
「正しい行いをしっかりと褒められて育った子は、感謝することを知ります」
正しく褒めると言う事ですね。

「公平・公正の大切さを学びながら育った子は、正義の心を持ちます」
「大きな力で守られながら育った子は、真実を測る術を得ます」
その力は親です。

「自己を認めてもらえる環境で育った子は、自分の未来に明るい希望を持てます」
「多くの仲間の信頼の中で育った子は、あらゆる場所に愛を見いだす事ができます」
例え何処に行っても愛を見つけながら生きられるって事ですね。
  人が争う時、両者が大人なら争いは起こらず、一方が大人ならやがて解決し、双方が幼ければ争いは何時までも止みません。
  自らの環境に置き換えて良いおさらいにして下さい

●2009年8月号掲載

 

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